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口を開けば「楽しんできます」
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世界陸上大阪大会が、佳境に入ってきているが
日本選手団の活躍は、今一つ
                     
もっぱら、世界トップクラスの選手に注目は、集まるばかり
どおした日本選手
                               
近代スポーツ、近代オリンピックといわれてずいぶん
時間も経つはず
世界の国々や日本も、練習方法や、トレーニング環境にそんなに
違いはないはず、特に日本はむしろ恵まれているのではと思う
                             
それなのに、なぜ勝てないのか
                         
5,6年前、いやもっと前からだったかもしれない
ある時期からスポーツ選手達が急に、口をそろえたように
                           
ある言葉をさかんに言い始めた、それは
「楽しんできます」
                              
それは今まさに、オリンピック出場のため飛行機に乗る
直前の選手に、代表としての決意をを求められても「楽しんできます」
                           
ワールドカップの難関を勝ち取った、サッカーの選手も「ワールドカップを
楽しんできます」
                           
その後ありとあらゆる、スポーツの選手たちが、口を開くと
「楽しんできます」を連発していた
                              
意味するところは、わからなくもないが
私には、死ぬほど練習して、難関に次ぐ難関を勝ち残り
                          
やっと手に入れた代表の切符、そしてそのコメントが「楽しんできます」
じゃぁ情けない気がして、仕方ない
                           
この感想はわたしだけだろうか
                               
最近はスポーツばかりでなく、さまざまな分野でもこの「楽しむ」
ということを言う人は多い
肩肘張らず、そのままを受け止めるとか、むずかしいこと、よくわからないことでも、とりあえずその中に身をおいてしまう
そんな時に使う「楽しんできます」というのはわかる
                              
しかし、これから決戦に向かう選手が言うべき言葉は
他にあるように思う
                          
ある人が、それは選手がリラックスしていることが、自分の
力を最大に発揮できるから、自己暗示の意味でみんな
言うのだろうと言ったが、はたしてその考えはあっているのだろうか
                              
人間は、ここぞという時、とことん自分を追い詰め
持っているもの、鍛えてきたもの爆発させて力に変えるのだと思う
                             
そこには、リラックスや楽しむなどという要素はそれほど
必要なのだろうか
                             
「楽しんで来ます」にもの申したい本日の私であった

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菅 健風
つれずれ   0 0

ザ・ローガンズ
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ザ・ローガンズ、漢字で書くと(ザ・老眼ズ)
あっ、けしてパンクやヘビめなバンドではないですよ
                            
あんまり、そんなバンドに老眼の人、いませんよね
                        
60歳を最年長に、50代が4人の・・・・・といえば
もうお分かりですよね、そう昭和ポップスバンド
                         
譜面を出来るだけ大きく拡大し、ステージ照明も明るくして
尚且つ、老眼めがね
                           
覚えたさきから、忘れていく数少ない、レパートリーを
間違えながら、拍手より笑いを取る
最近、流行のおじさんバンド
                                
いつも明るく、楽しますより
自らが楽しむの精神で、10年以上のキャリアを誇る
                          
来るもの拒まず、去るものおわずで、これまでたくさんの人たちが
参加してきて、たくさんの人たちが辞めていった
                         
そんなこのバンドを見て、「こんなんでいいんなら、わしも演ってみようかのぉ」                   「わしのほうが、あれよりは大分、上手いで」などと
                               
新規参入を触発させる、魅力も兼ね備えているのである
                           
本人達はそんなことは、知ってか知らずか
今日も「2番終わったら、次は間奏に入るんかいね」
「4/4拍子に、ちゃんと合わせんさいよ」などと
初歩的な打ち合わせに、余念がないのである

菅 健風
つれずれ   1 0

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