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世界遺産効果、絶大
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島根県のほぼ中心の山間部に位置する石見銀山

                     
地元民の念願であった世界遺産登録が、2007年7月に決定し
日本国内14番目の世界遺産となった
                 
私は友人に、この場所を教えてもらってから
ある場所が気に入って、年に2,3度訪れている
                      
今年も春先3月頃だったと思うが、久しぶりに訪れた
                          
そのときは、以前にたずねた時と同じく
日曜日にもかかわらず、わりと閑散としていつものように
のんびりと見てまわれた
                       
それがこの度、平日にもかかわらず、観光バスが
何台も来て、私の好きなお蕎麦やさんは、店内で順番待ちが出る始末
                         
以前はどのお店もマイペースで、商売をされていたように
見えたが、今回のこの環境変化に対応出来るのかと
いらぬ心配をしてしまった
                       
私は、石見銀山そのものより、銀山のある大森町の町並みや
その中にある (田舎のライフスタイルを新しい視点で提案する)
                           
アパレルメーカー、生活雑貨メーカーである 
石見銀山生活文化研究所のショップである群言堂(bura house)
                                 
そこの店内のディスプレイ、内装などのアイデアに
魅せられて、それを楽しみに毎回出かけるのである
                       
都会で見るディスプレイなんかより、ずっとおもしろく
芸術的で最高だ
                         
大森町には、もう一つ(中村ブレイス)という世界的な会社がある

義足、コルセット、また体に欠損の出来た人に
シリコーン製の手足、指、耳、鼻などを手作りするのである
                        
最近では乳がんなどで、乳房を失った女性用に開発された
人口乳房は、国内ばかりでなく世界中からFAXやメールで
注文が来るそうだ
                            
その昔、江戸幕府の直轄地(天領)と呼ばれていた地が
今は、田舎発の新しいファッションを提案したり、世界中の
体の不自由な人たちに、生きる喜びを提案したりしている
                      
チャンスがあれば、是非一度、たずねてみて欲しい町だ
                           
                       
                         
参考文献
「石見銀山、四季暮らし、ものづくり」 いなとみ のえ著
 繊研新聞社 1600円

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菅 健風
つれずれ   3 3

:ちょっとおでかけ - :旅行


感謝の心はかたちにして、表しなさい。
先日、読んだある本に
「感謝の心は、かたちにして表しなさい」と書いてあった
                         
えっ、ちょっと待てよ、「感謝っていうのは、ものじゃなくて
気持ちが大切なんじゃないのか」、と思われたのは
私だけではないはず、なんなのだろうこれは
                     
感謝ということは、誰かから、自分がうれしくなるような
助けられたような、ちから付けられたような時に
沸き起こる感情、気持ちだと思う
                       
本当にそんな時は、心の底から感謝して
このご恩は一生忘れないとまで思う
                     
しかし、そこまで思っていたことが一週間も
したら、すっかり忘れ
ひどいときは、その恩、感謝の気持ちは一生忘れないと
誓った人に文句を言ったり、悪口を言ってたりする                     
自分に驚く
                            
そう、受身的(受動的)な感謝の気持ち、感情は
ほおっておいたら、消えてしまうものらしい
                     
これは忘れないでいたほうがいい
                         
ほおっておいたら、消えてしまう感情を定着させるためには
どおしたらいいか
                         
                            
その答えはただ一つ
感情を行動に変えること
                   
相手の気持ちに対して、自分の感謝の気持ちを
お礼の電話、またメールなどで伝える
お礼の贈り物を届けるなどの行動を起こす(能動的)
                          
能動的な行動が感謝の気持ちを定着させるのである
                  
「感謝の心はかたちにして表しなさい」とはこのことなのだ
                           
                            
                              


                         
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菅 健風
つれずれ   0 0

実は・・・すぐ近くで汽笛が聞こえる
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広島市から県の北部へ走る、JR芸備線というのがある
                        
もちろん単線
         
大半が無人駅
         
あちこちで、時間調整の待ち合わせのため
止まってしまう
                 
通常はこのような、黄色の車両の2両編成
                     
春や初夏には、緑の中を
初秋には、このように黄緑の中を
秋には、彼岸花が群生する真っ赤な中を
冬には、時より降る雪の中をもくもくと走る
                  
黄色い車両は、どの季節にでもみごとにはまる
                   
そして私の家は、この列車が通ると,家が揺れるほど
線路の、すぐ近くに実は建っている
                  
「遠くで汽笛が聞こえる」というより「すぐ近くで汽笛が聞こえる」
という感じである
                          
よりによって、近くに踏切があるせいか
列車のごう音にプラス、家の横では汽笛を高らかにパアーンと鳴らす
                            
丁寧な運転手さんは、二度もパアーン、パアーン

テレビの音も、電話の声も一瞬とんでしまって聞こえない
                           
しかし6年目に入り、そんなこともあまり気にならなくなった
                        
今日、この頃である


菅 健風
つれずれ   2 0

:鉄道写真 - :写真


毎日が、日曜日
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その方は、言った「わしは、毎日が日曜日じゃけぇ」
                       
広島県の北部の古民家で暮らすアーチストだ

ガラス職人、おもしろ時計作家、看板作家
鉄職人、ジャンクアーチストなどなど、いくつもの
顔を持っているようだ
                 
本人はどう思っているのかは知らない
                        
作れるものは何でも、作ってしまう
そんな人の、ギャラリー&住居はこれまた、アイデア満載の
ユニークなところである
                           
私が訪ねたのは2回目で、初めての時もいろいろ説明
していただいたが、今回もコーヒーをいただきながら
ここで、暮らすことになったいきさつまで、お聞きした
                         
2,30分に1度ぐらいあっちでもこっちでも、ポコポコぽこっ
パンパンパン、ガシャンがシャンがしゃんと、私の中で
一番評価の高い、おもしろ時計たちが鳴り出す
                         
好きなことで食べていくのは本当にたいへんだと
言われていたが、確かに同感だ
                          
でも「毎日が日曜日なんで、時間だけはたっぷりとあるからねぇ」と
                             
普通の場合、お金のために時間を失っている
                        

この方は、40代半ばの頃から、50歳になったら
自分の好きなことをして、生きていくと決めていたそうで
                             
それに向けて、準備もしてきたようである
                        
筋金入りのライフスタイル
生半可なことで、へこたれるわけがない
                      
私なども、同じような気持ちで仕事を辞めたのだが
早くも気持ちがゆらいで来ている
                     
毎日が日曜日でも、ずっと休養してたのでは
すべてが、なまってしまう


菅 健風
つれずれ   2 0

何でも、ためずに出しんさい
世の中は、みんながお金を使わんと
たいへんなことになるんじゃと
                    
なにいいよるんね、わたしゃぁこれから先が心配で心配で
世の中どうなるのか、老後がどうなるのか
もう心配で、心配で
                       
じゃけぇ、お金は出来るだけ使わずに、貯金、貯金
                      
世の景気を、悪くしているのは、国に文句ばかり
いいながら、自分ではタンスや、銀行に残高を増やし続けよる
貯金マニアの・・・、あんたが原因ではないんじゃろうかのぉ
                          
使うから世の中にお金が、周りはじめて
もっと自分にもどってき出すんじゃと
                   
自分の思いも、出してこそ相手に伝わってまた
自分に、返ってくるわけじゃし
                       
何でも、まず自分が出すと
思いがけずいっぱいもどってくるんじゃけぇね
                     
そうじゃのぉ、60才になったらタンスや銀行に
眠らせてあるものを、ここまで頑張ってきたあんたや奥さんのために
使ってあげんさいや
                           
どうしても、貯金したいんなら・・・・ほうじゃのぉ、今度は
世の中のために貯金でもしたら、どうじゃろかの
                            
                             
                           

                            
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菅 健風
つれずれ   2 0

ただいま帰りました。
ずぅーと以前に、仕事で空き地に翌日行う
地鎮祭のためのテントを設営していた時の話である
                      
夕方近く作業をしていたとき、3,4人の小学生が                 
我々の横を通り過ぎるとき、その中の一人が「ただいま、帰りました」                                私は、なんか不意をつかれた感じで、とりあえず「お帰り」と            
                            
そのあと、「おじさんたち、何してるの」????                 
うーん「明日、ここに神様が、下りてくるからテントを建ててるんよ」                                               
                          
子供達は、「????・・・ほんまぁ」
「お母さんに、教えちゃろ」
                
神様云々は、いいのだが、「ただいま、帰りました」
この挨拶に驚いたのだ
                         
私などは、小さいころは家でも、まして知らない人に
自分から、「ただいま、帰りました」などは言ったことがない
                         
そして今日、外でホースで水まきをしていたとき
むこうから、汗だくでランドセルに、両手には布バックを
持った女の子がのろのろと、歩いてきた
                         
そして、私の顔をちらっと見て、「ただいま帰りました」と
私が、ちょっとびっくりして「おっ、お帰り、暑いね」
というと、ニコッと笑い、小さくうなずいて通って行った
                         
なんか、かんかん照りの午後ではあったが、その挨拶で
爽やかな風が吹いたようだった
                             
小学校の小さな女の子に挨拶のすがすがしさを、教えられた
                            
                                  

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菅 健風
つれずれ   2 0

どこかで、誰かが必ず見ていてくれる

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子供のころからの夢、大好きだったことを
年齢が変わり、環境が変わり、いろんなことが目まぐるしく
                         
変わっていっても、ずっと続けてあきらめない人がいる
                         
人が褒めても、けなしても関係ないのである
自分が納得するものを、納得するまで
                      
自分に磨きをかけるのである
                          
そして、その磨きぬかれたことは必ず
誰かの目にとまるのである
                          
どのようなことでも、時間をかければ、かけるほど
本物に近付く
                       
本物は、それ自体が力があり、訴えかけてくるのである
                        
若い方々よ、なんでもいい
時間をかけて磨き続けるものを、持とうじゃないか
                          
そしてそれは、20年後、30年後素敵なことになっているはずだ
                                 

菅 健風
つれずれ   1 0

曲がってきたのは、行動のあかしじゃけぇのぉ
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何かをはじめるとあっちにぶつかりこっちにぶつかり
あっちの方向かと思っていたら変更を余儀なくされ
                        
またこっちの方へと曲がりっぱなし
                        
いろんな問題も起きてまた軌道修正
                     
思ってもみない人が突然関わってきたりまったく知らなかった
人に文句をいわれたりする
                           
しかし、そんなことを続けていくうちに
自分の気持ちの中に、どーんとして揺るがない自信のようなものが
出来てくる
                               
何が起きても、なんとかなるさ
打たれ強くなった自分がそこにいる
                               
そして自分の始めたものが、確実に形になってくる

                            

菅 健風
つれずれ   0 0

:伝えたい事 - :ブログ


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