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寺田町ライブ
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10日ほど前、以前の仕事に派遣会社から来ていたK君から
突然電話があった
                                
『僕の、懇意にしているライブハウスに、今度すごいのが来るんですよ
よかったらどうですか』
                                        
『どうすごいのよ?』
『一口では、言えないけど!、ぼくなんか、完全にはまってます』
『ふーん、ブルース系?』
『いやーあぁ、フォークかなぁ?』、『フォーク?』
                               
『オッケー、とにかく行って見るよ』
                            
そして、友人のF山まさはる氏と勇んで出かけた
                                  
                                   
寺田町(てらだまち)氏は、黒いいでたちで登場した
黒いベレー帽に、ガットギターを抱えマイクに向かった
彼ののどからは、小奇麗なセンスとは裏腹なしゃがれた唄がながれた
                                     
確かにハマる声と、唄だった
                                     
一緒にいった F山まさはる氏は
自分の理想のライブスタイルでうた、声とも最高とうなり
終了後アルバム購入して、サインをいれてもらってた
                                 
久しぶりのライブで、一味違う、才能に出会い
いい夜をすごせた
K君の誘いに感謝

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菅 健風
つれずれ   2 0

:ライヴレポ・感想 - :音楽


人を見送る
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昔の人のおしえ、という一説にこんなことが書いてあった
                                 
                               
                                   
人の家を訪ねる時は、食事時をさけねばならない
                               
手ぶらで訪ねてはならない
                            
客が帰った後、すぐにカギをかけてはならない
                             
                         
なかなか耳の痛いおしえである
                             
お宅に伺って、和やかに楽しい時間を過ごし
玄関先でお礼と、また寄らせていただく約束をし外へ出る
「ああ来てよかったなぁ、楽しかった」 と思った瞬間
                                    
『ガチャン』と後ろでロックされる音が聞こえる
もちろん無意識の行動だとはおもうけれど、なんかとても寂しい気分にさせられる
こんな経験は、以外に多いのではないだろうか
                                    
                                       
もう10年以上も前のことだけれど、とても忘れられない経験がある
                                     
京都にいる大学時代の先輩を訪ねたときのことだ
京都といっても西部の日本海側で、天の橋立などが近い峰山というところ
そこで先輩は置き薬の会社をやっている
                                       
卒業して、10年以上は経っていたとは思うが
とても暖かく迎えてくれて、たらふくご馳走にもなり
スーパー銭湯で汗をながし、夜は遅くまで現役時代のアメフトの話や
他の先輩の話などでもりあがった
                          
そして翌日、ご馳走になったお礼やら、次の再会を約束して
固い握手で、私は車に乗り込んだ
                            
先輩は何度もなんども、[気をつけて帰れよ]と言ってくれた
                                  
私も、何度も礼をいい、車を出発させた
車を走らせてしばらくして、ふとサイドミラーを見ると
まだ先輩は立って見送ってくれていた
                           
田舎はけっこう遠くまで見通しがいい
そして再びミラーを見ると、ほんとうに小さいが
まだ先輩は立っていた
                            
そのとき私は、先輩から人を見送るときは、こおするんだと
おしえていただいた気がした
                            
何ともいえぬ、暖かい気持ちがそのあと、ずっと続いていたのを
いまでも鮮明におぼえている
                                     
それ以後、私は自宅を訪ねていただいた人を送る時
この先輩の見送り方をまねさせていただいている


                                
あと宅配便や郵便やさんの時も、カギは時間をおいてかける
ことにしている
 
                                      
                                        
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菅 健風
つれずれ   8 0

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