母について!
2010.04.20
10:56:46

母の足腰は、完全に弱っていた
7,8年前に帰った時も、弱くなっていたのはわかっていたが
まだ短い距離なら、物につかまらなくても自力で歩けていた
今も物につかまれば、なんとか歩けるがかなりあやしい
手の力は、まだあるようだが
何かの瞬間、手が離れると転倒につながる
父が「ばあちゃんは、もうボケてしまって」というが
わたしから見ると、まだそれほどでもないような気がした
父の母親のボケのときは、かなりひどかったので
それから見ると、同じことを度々言ったりするくらいなので
それほどでもと思うのだが、家のものが言うには、日によってちがうようだ
わたしのこともわかっているようだし、以前に帰省したときのことや
広島の孫達のことも、だいたいわかっていた
ただ自分のことは、まだ出来ると言う思いがあるようで
ちょっとしたことは、自分でしようとして
父は「あんたは、歩けないんだから、だまって座っておけ・・・・・」と言い
母は「あんたの世話にならなくても、自分で出来ると・・・」言い、ぶつかる
どちらも、まったく頑固でゆずらない
父も、少々のことはほっておいて、
自分でやらそうとしているところもあり、あまり手を貸さない
しかし、長いこと起き上がれないときなど
わたしが、手を貸そうとすると、ガンとして断る
見ていても、驚くほどの頑固さである
まだこの頑固さがあるうちは、だいじょうぶなのかもしれない
心配なのは、両親とも耳が遠くなっていること
母の方が、耳に関してはまだましだが
肝心の父の方が、かなり遠いことだ
だから、母になにかあり、母がそれをうったえても
父がそれに、気付かないときが一番不安なのである

そんな母であるが、わたしのために味噌汁を作るとか
たまご焼きを焼くとか、父と喧嘩をしながらも動こうとするのである
帰るときも、「庭の花をどれでもビニール袋に入れて
水を少し入れてから」と言う
何度も帰るのに何日も、かかるからもって帰れないと言っても
それが息子に対する、一生懸命な母の想いのようだ
帰り際に「父さんと喧嘩せずに、元気でいなさいよ」と言うと
母は、だまって笑った
前回の帰省からすでに、3年が過ぎた
弟夫婦からの、連絡ではどちらも元気なのでだいじょうぶとのことなので
少し安心している

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