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母について!
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母の足腰は、完全に弱っていた

7,8年前に帰った時も、弱くなっていたのはわかっていたが

まだ短い距離なら、物につかまらなくても自力で歩けていた


今も物につかまれば、なんとか歩けるがかなりあやしい


手の力は、まだあるようだが

何かの瞬間、手が離れると転倒につながる



父が「ばあちゃんは、もうボケてしまって」というが

わたしから見ると、まだそれほどでもないような気がした


父の母親のボケのときは、かなりひどかったので

それから見ると、同じことを度々言ったりするくらいなので

それほどでもと思うのだが、家のものが言うには、日によってちがうようだ



わたしのこともわかっているようだし、以前に帰省したときのことや

広島の孫達のことも、だいたいわかっていた



ただ自分のことは、まだ出来ると言う思いがあるようで

ちょっとしたことは、自分でしようとして


父は「あんたは、歩けないんだから、だまって座っておけ・・・・・」と言い

母は「あんたの世話にならなくても、自分で出来ると・・・」言い、ぶつかる


どちらも、まったく頑固でゆずらない


父も、少々のことはほっておいて、

自分でやらそうとしているところもあり、あまり手を貸さない

しかし、長いこと起き上がれないときなど

わたしが、手を貸そうとすると、ガンとして断る


見ていても、驚くほどの頑固さである

まだこの頑固さがあるうちは、だいじょうぶなのかもしれない


心配なのは、両親とも耳が遠くなっていること

母の方が、耳に関してはまだましだが

肝心の父の方が、かなり遠いことだ



だから、母になにかあり、母がそれをうったえても

父がそれに、気付かないときが一番不安なのである


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そんな母であるが、わたしのために味噌汁を作るとか

たまご焼きを焼くとか、父と喧嘩をしながらも動こうとするのである


帰るときも、「庭の花をどれでもビニール袋に入れて

水を少し入れてから」と言う


何度も帰るのに何日も、かかるからもって帰れないと言っても

それが息子に対する、一生懸命な母の想いのようだ


帰り際に「父さんと喧嘩せずに、元気でいなさいよ」と言うと

母は、だまって笑った


前回の帰省からすでに、3年が過ぎた

弟夫婦からの、連絡ではどちらも元気なのでだいじょうぶとのことなので

少し安心している



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菅 健風
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