落ち葉のころと縁側ギャラリー
2010.12.01
11:15:06

この時期は、紅葉した木々の葉っぱが風で飛ばされ
気がつくとあたり一面、落ち葉のじゅうたんとなってしまう
わたしなどは、そんな光景をこの時期ならではのものと、掃除もせず眺めているのだが
しばらくして、仕事から帰ると
なんと誰かが、きれいに葉っぱを集め掃除をしてくれているのだ
わたしの家の前の落ち葉も、きれいにしてくれている
それがこの時期は、2,3日するとすぐに落ち葉はまわりを埋め尽くす
それでも、またしばらくするときれいになっている
いつも申し訳ないなぁ、と思っていたところ
休みで買い物から帰ると、少し腰が曲がったおばさんが
肥料用のビニール袋に、落ち葉を一生懸命つめているところに出くわした
わたしも一輪車をもって、集めた葉の焼却はさせてもらおうと、お礼方々、近付いた
おばさんは、少し驚いたようにわたしの顔を見て「お宅はどちらさん?」と
「この前の者です、いつもすみません、わたしの家の前まできれいにしてもらって」
「あぁ、縁側に言葉を飾っている家の人?」「いやいや、これはわたしも、近所の人が
畑に肥やしとして欲しいというので、集めているので燃やさんでいいんよ」
そこからおばさんの話が始まった、おばさんの友達が、私の家の縁側ギャラリーの写真をこの前撮りに来て
見せてくれた話や、一人暮らしで、時々デイケアにも行ったりするけれど
ずっと外で働いてきたので、一人でも外で落ち葉の掃除や農業用水路の
掃除をしているほうが楽しいという話をしてくれた
三田もスーパーが出来たりで、便利になってきたが
だんだん年寄りが、亡くなって人が減っていくのがさびしいといわれた
「あなたも、がんばって三田に長くおってください」と言ってくれた
長くいても、近隣の人とはあまり話す機会がなかったが
縁側ギャラリーのおかげで、わたしの存在が少し認識されているようだった


●あなたの為の、儲かる情報ブログ

無料でお贈りする元気の出る言葉のサービスです
言葉は心のビタミン堂



にほんブログ村

スポンサーサイト