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落ち葉のころと縁側ギャラリー
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この時期は、紅葉した木々の葉っぱが風で飛ばされ

気がつくとあたり一面、落ち葉のじゅうたんとなってしまう


わたしなどは、そんな光景をこの時期ならではのものと、掃除もせず眺めているのだが


しばらくして、仕事から帰ると

なんと誰かが、きれいに葉っぱを集め掃除をしてくれているのだ

わたしの家の前の落ち葉も、きれいにしてくれている



それがこの時期は、2,3日するとすぐに落ち葉はまわりを埋め尽くす


それでも、またしばらくするときれいになっている

いつも申し訳ないなぁ、と思っていたところ



休みで買い物から帰ると、少し腰が曲がったおばさんが

肥料用のビニール袋に、落ち葉を一生懸命つめているところに出くわした


わたしも一輪車をもって、集めた葉の焼却はさせてもらおうと、お礼方々、近付いた



おばさんは、少し驚いたようにわたしの顔を見て「お宅はどちらさん?」と

「この前の者です、いつもすみません、わたしの家の前まできれいにしてもらって」


「あぁ、縁側に言葉を飾っている家の人?」「いやいや、これはわたしも、近所の人が

畑に肥やしとして欲しいというので、集めているので燃やさんでいいんよ」


そこからおばさんの話が始まった、おばさんの友達が、私の家の縁側ギャラリーの写真をこの前撮りに来て

見せてくれた話や、一人暮らしで、時々デイケアにも行ったりするけれど

ずっと外で働いてきたので、一人でも外で落ち葉の掃除や農業用水路の

掃除をしているほうが楽しいという話をしてくれた


三田もスーパーが出来たりで、便利になってきたが

だんだん年寄りが、亡くなって人が減っていくのがさびしいといわれた


「あなたも、がんばって三田に長くおってください」と言ってくれた




長くいても、近隣の人とはあまり話す機会がなかったが

縁側ギャラリーのおかげで、わたしの存在が少し認識されているようだった


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菅 健風
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