占いの本質
2011.01.05
13:32:00

私の友人に、以前からとても占いに関心を持って
かなり頻繁に事あるたびに、見てもらっている人がいる
手相はもちろん、タロット、姓名判断などから前世占いまで
よく当たると聞けば、時には意を決して、そこそこ遠方までも出かけて行っていた
しかしながら、ほとんどいつも占い結果に
頭の中には・・??・・しか浮かんでこなかったそうだ
ひどい時は、10分、1000円の大半が世間話で終始して
進むべき方向はと聞くと、右もあり、左もありとか言い出して
あげくに1万と消費税まで請求されたと、憤慨していた
当たるもはっけ、当たらぬもはっけと言うが
手相や姓名判断などは、統計学だともいわれている
また、あまり悪いことは極力言わないようになっている、ということも
どこかで聞いたこともある
私もずいぶん昔だが、自転車ツーリングの帰り
友人4人で立ち寄った、お好み焼屋の大将が手相を見てくれて
それぞれが、お互いのことをある程度知っていたので
あまりにズバズバ、当てるので驚いたことがあった
それと、将来に対する何か、いいアドバイスをもらったような
気がして、とてもいい気分になったことを覚えている
その帰り、さっそく自分でも手相を勉強してみようと
手相本を2冊も買って帰ったが、自分の手の線がどれがどれやら
よくわからず、これでは人の手相などとても無理だと断念した
占い大好きな友人が、最近ときどき口にするのが
「占いとは言うけれど、あれはどうもカウンセリングだね」
たしかに、わたしもそんな気がする
最近テレビなどで、登場するカリスマ占い師さんたちの放送を
見ていても、最後は生き方、考え方を説かれて涙する
そんな場面が多いようにみた
そんなことからわたしは、占いとは
街角のヒーリングスポットじゃないかと思うことにした
どんなに当たっていても、人は悪いことは言ってほしくないし
自分の現状を聞いてもらうことで楽になり
進むべき方向、考え方のアドバイスを
もらうことで、元気になり、また明日に向かえるのである
そんな視点でとらえると、占いという仕事も
見た目は夜の、街角の片隅や、ショッピング街の狭いブースの中
マンションの一室など、あまり人目に付かないところではあるが
求める人には、今、はやりのパワースポット以上に
自分に生きる力をくれる場所なのかもしれない
なんとも人のためになる、素敵な仕事に思えるのだ
占い産業は、いまや1兆円産業だと友人がいっていた
それだけ社会には、進むべき道に迷い、将来に不安を持ち
生きる道さえ見えて来ない人たちが、あふれているということなのだろうか

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