原爆市長
2011.08.02
14:34:46

『原爆市長』は著者浜井信三が1947(昭和22)年初代公選市長となり
通算4期16年間、原爆により焦土と化した広島の復興に死力を尽くした苦闘の軌跡の回想録である。
2011年3月11日、誰もが経験した事がない東日本大震災が起こった。
特に福島では原子力発電所が大きな被害を受け、放射能漏れという大事故となり
近隣への被害は甚大なものになっている。
これらのニュース映像を見る度に、広島が経験した原爆による惨状に酷似したものがあり
廃虚からよみがえった広島の復興の軌跡を今一度見つめ直すことは
東日本大震災で被災された方々の回生への希望につながるのでは…。
こうした声を受け、「原爆市長」復刻版の刊行が実現した。
原著の記述はそのままに当時の状況等がつかみ易いよう
関連する写真や資料約110点を盛り込んで編集。
巻末には広島復興の経緯もわかりやすく掲載している。



菅 健風がお贈りする元気の出る言葉のサービスです
言葉は心のビタミン堂



にほんブログ村

スポンサーサイト