『クライマーズ・ハイ』
2008.07.08
23:46:02

ここのところ、月1,2回の映画館通いも2,3ヶ月とんでいた
先日、久しぶりで観た日本映画が予想以上にガツンときた
テレビのスポットで、見た人達が感想を言っているのを聞いたが
それがあまりにいいので、気になっていたのだが
今までこの事前の、宣伝や感想を信じて行って
いつも裏切られていたので、今回も話半分で行ったのだが
この 『クライマーズ・ハイ』には驚いた
これは、おもしろかった。
出てくる役者さんも、最近話題の渋い中堅どころ人や
くせの強い、脇役陣が水を得た魚のように個性を光らせていた
特に、声に力のある役者が多いように思った
堺 雅人、遠藤憲一、田口トモロヲ、でんでん、堤 真一など
日航ジャンボ機墜落を取材する、新聞社の男達の物語は
本当に久振りに、ぐっとくる男くささのにじむ内容。
パンフレットに書いてあった 「人間が働くこと、生きることについて問いかけている作品です」
とあったが、まさにそのとおりだった
女性の方が見ても、ぐっと来ることまちがいなしだと思う
それにしても、堤 真一の声はいい。(遠藤と堤の、社内や料亭でやりあうシーンは必見)


確かに、事前の宣伝や感想に誘われて映画を観たり、本を買ったりすると裏切られる場合多いですよね。
クライマーズ・ハイですか、本当に良さそうですね!
観に行きたいです。
夏休みに実家に行くので、たまには深夜1人で観に行くてもあるな~(^^♪
しかも、菅さんが推しておられる俳優人は、
昔からのファンです。
カメラアングルといい、セリフを間違えても
流し撮りをされていると堤さんがおっしゃっておられました。
あの暑い季節に、・・・・
熱い男たちが、報道とは何ぞやを、
遺族の苦しみを、どう描いているのか
手に汗握って観たいと思います。^^
ところで、エンケンこと遠藤憲一さんを褒めて下さって、
とても嬉しく感激しました。
ありがとうございます。(あっ、ただのファンですけど・・笑
こんな、ぎりぎりのところで仕事を
しているのかと厳しさに驚きました。
とても男らしい仕事に思えました。
記事に、スクープに命をかけている
もちろん、きれいごとばかりではなく
上司との軋轢、経営者の顔色などいうどこの世界にも
存在する、理不尽とも戦いながらの進めていかなくては
ならないのは言うまでもありませんが。
原作者である、横山秀夫氏が同じように群馬県の地方紙
の社会部の記者だったときに、起きた日航機墜落事故を
取材した時のことがを元に書かれた原作なので
よりリアリティがあります。
どすの利いた声なので、どちらかというと
悪役が多いひとですが、今回も
事あるたびに、堤氏とやりあうのですが
最後に、ちよっといいシーンがあります。
3時間近い、上映時間があっという間感じる
程、集中できる作品です。