「スランプから救ってくれた一節」!
2008.09.04
23:14:52

作品を描くにあたって、ずっとスランプのような私であるが
何年か前に、最高のスランプに陥ったことがあった
スポーツ選手と一緒で、調子のいいときにはあれだけ
どんどん次々と描けていたものが、知らず知らずのうちにペースが落ちてきて
気が付いたらどうにもこうにも、まったくと言っていいほど描けなくなってしまっている
スポーツ選手ばかりでなく、作家、画家、ソングライターなど想像し生み出す
ようなことをしている人は、大なり小なりこのスランプを経験するのではないだろうか
私のようなアマチュアで、それを仕事にしている訳ではない人間でも
それはやってきた
何度も部屋の模様替えをした、とにかく環境を変えればやる気になるのではと
それでも駄目で、ついには引越しまでしたがそれでも気分は乗ってこなかった
そんなとき寝転がって読んでいた、エッセイ本の何気ない一節に「はっと」した
作者も、前後の文脈も何も覚えていないが、その一節だけはハッキリと頭に残っている
『彼の絵は素人のわたしが見ても、お世辞にも上手いとは言えなかったが
そんなことに彼は頓着する様子もなく、ただひたすら描き続ける人であった
そして何点かの絵がたまって来たら、人を集めてよもやま話をしながら絵をみせ
気に入った絵があれば買ってもらう、そんなことをずっと続けている人だった』
これがその一節である
なんでもないような一説ではあるが、その当時のわたしには、心の深いところまで
染み渡るような、そして気持ちをすごく楽にしてくれたことを、今でも忘れていない
何を描こうかではなく、なんでも思い立ったものをどんどん描く
あそこがいい、ここがおかしいも関係なく、描き続けること
たくさん描くことがやはり一番ということがすごく納得できたものだ
あれから何年も経ったが、たくさん描くということは、これまた意外とむずかしいことで
今また第二のスランプかもしれない

作家の石田衣良さんが書いておられました。
作品を生み出すときは、苦しいって。
あんなにヒット作を連発している人気作家さんでも、
さらさら書けることはなく、新作のたびに
限界をこえなければいけないから厳しいって。
そのためにいろんな人と話をして、いろんな体験を聞いて、
様々の取材もするそうです。
そうやって乗り越えることで、また違った自分に出会えるのですね。
それを持続することは大変なことなんだろうとほんの少しだけわかるような気がします。
人を楽しまさせる喜びをみつけることができればまた持続への力となるような気もしますが。。。
ようわからんでーす。
あると想像以上の力を発揮できたりします。
プロになると、求められる環境があります、期限があったりもします。そんな環境の方が
力を出しやすいのかもしれません。
アマチュアは、誰からも求められていません
し自分で個展などのスケジュールを決めなければ、期限もありません。
そう考えるとアマチュアも、モチュベーショんを掻き立てながら制作活動をしなければならないので意外と大変なんです。
人に喜んでもらう、人の言葉が次へのモチュベーションになる、確かにこれは大きいです。『うぬぼれて継続、ほめられて前進』といった感じです。
そこにキャンバスと絵の具はあるのに、気持ちが追いつかないってゆうか。
モネなんかさ、歳とって目が悪くなって筆も手にくくりつけないと持てなくても、まだ睡蓮を描いてて、技術が追いつかないから、一見ひどい絵だけど、遠くから離れて見ると、やっぱすごくて、描きたいという情熱は十分伝わってきたんよ。
お金が無くて絵の具も買えないときや、体が不自由になってきたときや、時間が作れない時のほうが、創作意欲がわくのかね。
わたしは作家でも画家でもありませんが、
このブログ自体が、菅さんの作品であると
いつも楽しく、または考えさせられながら拝見させていただいています。
山笑庵でも、そこには菅さん自身がおられます。
描こう、描かなければ、と、かしこまる必要などないと思います。
ゆっくり流れる時を楽しまれ、
今までのような優しい、柔らかい作品たちを生み出してください。
あっ、偉そうにすみません。一ファンより。^^
(↑ちゃんとファンはいるようですよ。)
感情は写真からも伝わってきます。
「喜怒哀楽」・・・菅さんなら表現することができる。
一言でもいいじゃないですか。
一輪の花でも、いや、花びらでもいいじゃないですか。
感じたこと、とにかく毎日描いてください。
でないと、その才能がもったいない。
いってどんどん制作意欲が湧くかといえば
そんなこともなく、限られた中でなんとかやりくりしてやってた方が、よかったりします。
覚悟が足りないのかもしれませんね。
自分の出来る範囲でぼちぼちやっていきます。
誰かひとりにでも、どんな形ででも
届いてくれればOKなのですから
気負わずにやっていきます。
わたしも健風さんもファンですよ~
忘れないでくださぁ~い(笑)
そういっていただけるだけで幸せです。
最近、このブログを知り、あっという間にファンになってしまったfreedomです^^
過去の作品も少しずつ見させてもらってます。
私の場合、ブログを通じて「伝えたいこと」。
それが湧き上がってくるときと、停滞してしまうときがあります。
そんなときは「伝えたい」ではなく、「伝えなければならない」となっていることに気付きます。
種まきの時期と捉えています。
そしてまた咲かせる日がくるはずです!
季節と同じくその季節(今)を楽しみながら
ゆっくり行きましょう。
新参者がえらそうに・・すみません。
だって、健風さんの作品にびびびときてしまいましたから!
種まきの時期と捕らえる、なるほどそういう
考えもありますね。
長い目でみたら、スランプなどほんの一時期のことかもしれませんね。
ジタバタせずに、次ぎへの構想などを
しっかり練るということなど目線を変えて
色々考えろというのが、スランプなのかもしれませんね。