今でも続く恩師との交流!!
2008.12.24
01:00:50

『喪中につき年末年始のご挨拶失礼させていただきます』の
ハガキが今年はたくさん送られてきた
その中に同じ方から2枚、高2の時の担任だったM先生からだった
喪中の方は、お母さんが99歳にて永眠だった
そしてもう一枚が、画像の絵葉書、先月の私の個展の案内状を送った礼状だった
M先生は、現代国語、古文、漢文の教師で高2の時に1年間だけ担任だった
私が16歳のとき、先生は25,6歳ぐらいだったのだろうか
けっこう熱い先生で、1度だけ自宅に友人と正月に遊びにいったことがあった
そのときにさすが古文の先生・・・・百人一首のカルタをしたのを鮮明に覚えている
当分年賀状の交流しかなかったのだが、30歳を越えてから2,3年に一度ぐらい
近況報告を手紙で書くようになった
先生は必ずそれに、事細かに自分の感想を書いて送ってくれる
時には『お前の手紙を授業で使わせてもらった』と書いて来た事もあった
先生の口癖は『継続は、ちからなり』
いまだに先生の、はっきりとした年齢はわからないのだが
おそらく60代中盤だろうと思う
以前の手紙に非常勤講師で、今もまだ教壇に立っていると書かれてあったから
やはりそれぐらいの年齢だろう
ふと思ったんだが、先生の中で私の認識はどうなんだろうかということ
卒業して10年以上経つ卒業生から、突然手紙をもらっても
「ああ、あの時のあいつか」と覚えてはいないのではと、ふと思った
しかしそれは、それで仕方のないことかもしれない
担任の生徒だけでも、年間5,60人それが約40年も経っている
まあ、そんなことを度外視してこころの交流だけでも
ほんとうにありがたい、先生の存在である

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学校の先生や職場の上司で、何年も経ってからふと会いたくなる人がいます。そういう人はたいていとても熱く厳しかった人で、当時の私にとっては本当にうっとうしい存在でした。でもそんな私も歳を重ね、その中で少しずつ自分なりの価値観のようなものがおぼろげながらも形作られていく中で、当時は理解できなかったその人たちの素晴らしさ・ありがたさを今ようやく感じることができるようになってきたのかなぁと思います。すごいパワーを割いて私に向き合ってくれてたな~と。。。
長~い時差ではありますが、時を越えた教えとでも言いましょうか。。。。「生徒に10年、20年経ってから、『今思えばなかなかの先生だったな~』と思い出してもらえれば本望だ」と言っておられた年輩の教師の方もいらっしゃいました。
どんな人と出逢うかで人生は変わってきますよね。大切な縁はずっとずっと大切にしていきたいと思います。
たくさんの方々から支えられて今日があるように
思います。
残念ながら、そのお世話になった方々のほんの一部の人としか今は交流がありません。
せっかくの縁も、続けていかなければもったいないですよね。
改めて、そのことを思います。