山小屋ブラザーズ
2007.10.09
21:51:42





1999年の春のことだった。
同じ会社で働いていた、二人のおじさんは
以前から募らせていた思いが、同じだったことがわかった
それは、山小屋を作りたいと言うこと
しかし、このおじさん二人は、山小屋を作るということに
対してなんの知識もなく、経験も技術もノウハウも
持ち合わせていなかったのであった
そして、もっと無謀ななことに、お金は極力かけないという
厳しい条件もつけたのである
ところが、この山小屋つくりのことを色々な人に話すと
思っても見なかったことが、起き始めた
いろんな材料が少しずつ集まってきたのである
無理に、お願いをしたわけでもないのに
「こんなものあるんだけど、もし使えるんなら
あげるよ」なんて、まさにリサイクル、リサイクル
使い残った木材や、少し不良の新品製品などが
少しずつ、少しずつ
こうして、「山小屋ブラザーズ」は長年あたためていた
淡いあこがれを、現実のものとすべく
使えずに眠っていた材料、処分に困っていた物達を
生き返らせ、雨の日も、風の日も、雪の日も
忙しい仕事の中、月に1回か2回、休みを合わせて
時々人の手も借りながら、1年と数ヶ月かかり
なんとか、完成にこぎつけることが出来た
1999年にスタートして、2007年の現在まで
大きな地震や、幾度かの大型台風にもびくともせず
現在も、ひっそり街里を離れた山奥にたたずんでいる
「山小屋ブラザーズ」はその山小屋を「寄木来処」(よっこらしょ)
と名付けた
実はこの山小屋、総工費(約20平米)驚きの13万円弱で完成した
この山小屋作りでの教訓
「何かを始めようとするとき、秘密ではじめてはいけない
大勢の人に話すと、知恵やら物やら、人手やら色々なものが
集まってくるのである」
勉強になりました、おそまつ!

山小屋でもあるし、しゃれたカフェにも見えますよ。
二人で始めた夢が、大勢の人たちの協力もあって大成したんですね。
人が集まってきたのもきっと菅健風さんやお友達のお人柄ですね。
夢を形にするって素晴らしい!
いい財産をたくさんお持ちですね(^^)
絵、色やタッチがさすがの腕前!
ご本人達を知らないんですが、キャラクターが
なんだかすごくよくわかるような気がします。
山小屋は、遠目に見ると確かに
わりと良く見えるのですが
近くで、見るとそれは、隙間だらけで
ぼろぼろです。
それでも、我々にとっては、かけがえのない宝ものです
山小屋BROSの絵は、実は私が描いたものではなく
昨年、ショッピンセンターのギャラリーで
「山小屋ブラザーズ展」という
山小屋の出来るまでの写真展を行った
時に友人が描いてくれたものなんです。
すいません、紛らわしくて。
お陰でほめてもらえたー!
材料がいっぱい集まってきたり助っ人が集まって来たのはやっぱ、おじさん2人の人柄だと思うよ。
夏にはまたBBQやりまっしょい。
みなさんもどーぞ。(って勝手に仕切りよる。)
なんとなくほのぼのするいい絵だとおもいます。
以前,J.ステーションで取材してもらったときにも
ラストシーンでアップで、写ったんは知ってますか。