リズム感
2010.04.06
00:09:48

リズム感。わたしの一番苦手な分野である。
アマチュアバンドでも、このリズムとテンポがきちんとしているだけで
かなりまとまった感じがして上手に聞こえてしまう
先日、髪をカットしに行って気がついたことがある
その日いつものお店は、はとても忙しそうで、いつもカットしてくれるオーナーさんじゃない人が
ニコッと笑って、「きょうはどのように?」と言ってわたしの後ろに立った
簡単にイメージを説明すると、その人は「わかりました」といって
くしとハサミを動かしはじめた
ほんの2,30秒程経ったときに「なんかやばいな、これは?」と、とても不安になった
その彼が扱うハサミとくしから、まったくリズム感が感じられなかったからだ
いつものオーナーさんは、わたしが目をつぶっていても
今どこを、どれくらいづつ刈っているかがわかるくらい
きれいなリズムとテンポで、進んで行くのでとても安心して
気持ちよく熟睡してしまうこともしばしばだった
しかし今回は、熟睡どころではなく自分の髪はどうされるんだろうという
不安で、髪先に神経を集中させるはめになった
それほどリズム感は、人を安心させ、気持ちよくさせてくれるものだと
今回、いまさらながらに感じさせられた
そのように考えると、いろんな分野で熟練した人の手先からは
一定の心地よいリズムが刻まれているようだ
たとえば、たこ焼きを、千枚通しのようなものでひっくり返していく手先にも
紙をすく為に、大きな木枠をゆする手先にも、テンポの違いこそあれ
流れるようなリズムがある
それらは、熟練がもたらす財産かもしれない
我々のバンドは、まだまだ熟練が足りないないはずだ

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しかしカットする側としては、はなはだやりにくい
お客さんのようですから、ご注意を!